Twitterで検索をよく利用する人にオススメな高機能で検索に特化したiPhone用Twitterクライアントアプリ「egobird」がリリース
Twitterで検索ってしてますか?
そんな時、検索キーワードだけでなく除外したいワードやユーザー、日本語のみだけ表示したいなどの条件を追加したいけど、設定が面倒だと思ったことありませんか?
そんな「検索」に特化し、「検索以外のあると便利な機能」もついた高機能なiPhone用Twitterクライアントアプリ「egobird」をご紹介します。
「egobird」は検索結果のタイムラインのみを表示させるアプリ
まず、この「egobird」というアプリは、検索に特化したアプリのため、通常のタイムライン表示はありません。
通常のTwitterクライアントでは、まず起動すると「タイムライン」かまたはリストを使われている方は「最後に見たリスト」などが表示されると思います。そして、その時表示された画面の「タイムライン」、裏では「リプライ」や「メッセージ」などが読み込まれますので、それらに未読マークが付いてしまってついつい見てしまいませんか?
「そんなことはないよ!」とおっしゃられる方も当然いらっしゃると思いますが、例え見ない場合でもそこからさらに「検索」画面を表示し「新規検索」や「Twitterに記憶させた検索」をすることになりますよね?
「egobird」では、起動するとアプリ内で登録した「検索」のタイムラインだけが読み込まれるので、不要な読み込みや視覚効果に惑わされないため、検索だけに集中出来きます。
細かい検索条件がウィザード形式で簡単に指定が可能
通常のTwitterクライアントでは、知っていないと難しかったり入力が面倒だったりする細かい条件がウィザード形式で簡単に指定が出来て、その指定条件を保存しておくことが出来ます。
指定できるのは
- 検索キーワード:複数指定が可能で、論理条件(AND / OR)も指定が可能
- 除外ワード:複数指定が可能
- 除外ユーザー:複数指定が可能
- 絞り込み:画像を含むツイート / 動画を含むツイート / リンクを含むツイート
- 対象言語:複数指定が可能
となっており、また10件まで保存が可能(アドオンの「プレミアムパック」を購入すると無制限)です。
これらの条件を通常のTwitterクライアントで検索する場合には、「検索キーワード入力欄」に面倒なコマンド(キーワード -XXX -from:YYY lang:ja など)を入力する必要があってとても手間がかかってしまいますが、「egobird」を使えば簡単に細かい条件での検索が可能になります。
項目を追加するには、左上のアイコンをタップすると表示される「設定画面」から「検索条件」項目の一番下にある「+新規作成」から行います。
3つのミュート機能も完備
登録した検索項目全体に対して
- リツイートの重複
- 対象アカウントのツイート
- 対象アカウント自身に設定してあるブロックユーザー
をミュートするかどうかを設定する機能も搭載されています。
設定するには、「設定画面」の「ミュート設定」項目で行います。
登録した検索項目を簡単に切り替えられる
検索項目を複数登録している場合の切り替え機能が2つ用意されています。
一つは左右にスワイプすることで切り替えが可能になっているのですが、項目が多くなればなるほど便利なのがもう一つの独自スライダーによる切り替えです。
順番を変更させたい場合は、「設定画面」の左上の「編集」ボタンをタップして変更したい項目を上下スワイプします。終わったら左上の「完了」ボタンをタップします。
マルチアカウントにも対応
プライベートアカウントとは別に「ブログやイラストなど何らかの活動用アカウント」や「非公開で少人数によるサブアカウント」、「フリーランスの方などの仕事専用アカウント」など、複数のアカウントを使い分けていらっしゃる方にはとても便利ですね。
検索結果表示の画面上ではもちろん、新規ツイートや返信、ツイートの引用の画面でも切り替えることが可能になっています。
なお、TwitterのアカウントはiOSに登録されているアカウントを参照していて、毎回起動時に取得しているようです。
私の検索条件指定を2つご紹介
例として私が登録している項目を2つほどご紹介します。
例1:エゴサーチ
このアプリのウリでもある「エゴサーチ」で自分のブログ記事のURLが含まれるツイートの検索を行っているのですが、以下のように設定しています。
- 検索キーワード:clipmylife.com
- 除外ワード:なし
- 除外ユーザー:@clipmylife & @takahumi_nakano
- 絞り込み:なし
- 対象言語:なし
除外ワードや絞り込み、対象言語は特に必要ないので登録していません。
除外ユーザーは、マルチアカウントでの運用なのでどのアカウントでもミュートされるように敢えて設定しています。
例2:イベントチェック
ブログ「No Second Life」主宰の立花さん(@ttachi)が主催されている「DPUB」というiPhoneとTwitterが好きな人たちが集まるビッグイベント(過去2回ほど参加)があるのですが、その開催告知などをチェックしたいので以下のように登録しています。
- 検索キーワード:dpub
- 除外ワード:電子書籍
- 除外ユーザー:なし
- 絞り込み:なし
- 対象言語:日本語のみ
「dpub」という単語だけだと、電子書籍に関するツイートや海外の方のツイートがヒットしてしまうため、除外ワードに電子書籍を、対象言語に日本語のみを設定しています。
新規ツイートやリツイート、お気に入りも可能
ここまでの内容でも、まさに検索に特化したTwitterクライアントアプリなのですが、検索機能だけにとどまらずTwitterの基本機能である
- 新規ツイート
- 検索結果の個別ツイートをリツイート
- 検索結果の個別ツイートを引用してツイート
- 検索結果の個別ツイートをお気に入りに登録
も搭載されており、ジェスチャー(「ダブルタップ」「トリプルタップ」「長押し」の3種)に割り当てることも可能です。
ジェスチャーの設定は、「設定画面」の「機能設定」項目にある「ジェスチャー」から行います。
また、個別ツイートに誰かからの返信がある場合には右上に「会話」マークが表示されており、そのマークをタップすると対象のツイートの会話を追うことも可能です。
3つの「あとで読む」サービスへの登録が可能
検索結果に表示されている個別ツイートに含まれるURLを以下の「あとで読む」サービスに登録することが可能です。
サービスを変更するには、「設定画面」の「機能設定」項目にある「あとで読む」から行います。
検索結果のタイムラインをEvernoteに保存が可能
テキストや画像、PDF、ブログをはじめとするWebサイトを保存することができるWebサービス「Evernote」へ表示されている検索結果のタイムラインを保存することも可能です。
イベントやセミナーなどではよくハッシュタグが使われますが、そのイベントやセミナーに関するハッシュタグ付きのツイートをEvernoteへ保存したい時などにとても便利です。
ちょっとした要望
個人的な要望として、以下の機能があつたらいいなと思ったものがあったのでまとめてみました。
- 新規作成時に「条件名」を設定したい。
- 検索条件のバックアップと復元(iCloudやDropboxなど)が出来たら嬉しい。
- ジェスチャーに「あとで読む」を割り当てたい。
- 「Evernote」や「あとで読む」サービスのログインを初回動作時だけでなく「設定画面」からも行えたら良いかも(一度ログインしてしまえば不要ですが一応)。
- Twitterアカウント情報のアプリ内保持と並び替えが欲しい。
- 使用頻度は低いですが、「ツイートをメールで送る」ボタンがアプリ標準であると嬉しいです。
まとめ
ブログをやっている関係でエゴサーチはよく行っていますし、イベントやアプリなどの情報収集やイベントのハッシュタグがついたツイートをEvernoteへ保存するなどしています。
また、このアプリから新規ツイートやリツイート、お気に入り登録あとで読むサービスへの登録も出来たりと至れり尽くせりなアプリでとてもありがたいです。
基本は無料で全ての機能が使用できますが、「広告」及び「登録数の上限(10件)」の機能制限があります。その機能制限を解除するアドオン「プレミアムパック」が通常は300円のところ、リリース記念で2013年11月30日 (土) の23:59まで200円となっているので、広告なし+上限解除で使用したい方はこのセール中期間中にぜひ!
egobirdは検索、特にエゴサーチにおける使い勝手と操作性を追求したiPhone用のTwitterクライアントです。様々な検索結果の閲覧はもちろん、ツイートに対する返信やリツイート等も素早く・簡単に …
Posted from するぷろ for iOS.
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