iPhone 5でもさらに快適になった「iOS 7.0.3 アップデート」がリリース
軽く薄くそして高性能になった「iPad Air」やRetinaディスプレイが搭載＆高性能になった「iPad mini Retina」、そしてMacの新OS「OS X Mavericks」がリリースされる中、ひっそりと？「iOS 7.0.3 アップデート」がリリースされたので、公式のアップデート情報を含めて私が気になったポイントを簡単にご紹介。
公式アップデート情報
まずは、公式に発表されている情報をさらっとご紹介。
- 承認済みのデバイス間でアカウント名、パスワード、クレジットカード番号を共有するためのiCloudキーチェーンを追加
- オンラインアカウント用にSafariから推測困難な独自のパスワードを提案できるように、パスワードジェネレータを追加
- Touch IDが使用中の場合“スライドでロック解除”の表示を遅らせるようにロック画面をアップデート
- Spotlight検索からWebやWikipediaを検索できる機能を再度追加
- 一部のユーザでiMessageから送信できない問題を修正
- iMessageをアクティベートできない問題を修正
- iWork App使用中のシステムの安定性を改善
- 加速度センサーの調整問題を修正
- SiriとVoiceOverで低品質の声が使用される問題を改善
- ユーザがロック画面のパスコードを回避できる問題を修正
- 動作とアニメーションの両方を最小化できるように“視差効果を減らす”設定を拡張
- VoiceOverの入力感度が高くなる問題を修正
- ダイヤルパッドのテキストも変更できるように“文字を太くする”設定をアップデート
- ソフトウェア・アップデート中に監視対象デバイスが監視されなくなる問題を修正
iMessageの不具合が改善
公式発表の中で、ネットワークのリセットによる改善策が各所で上がっていた「iMessageから送信できない」問題が改善され、ネットワークのリセットしなくて済むようになりました。
ネットワークのリセットを行うと、登録されていたWi-Fiの接続情報もリセットされてしまうため、リセット後に手間がかかっていたので早々の対応でとても助かります。
iPhone 5でも快適になる「視差効果を減らす」設定が拡張された
標準の設定では、iPhoneを上下に動かした時に背景が一緒に動いたり、起動アプリの切り替え時やフォルダを開く時などにアニメーションする仕様になっているのですが、設定アプリの「一般」→「アクセシビリティ」→「視差効果を減らす」をオフからオンに切り替えるだけで無効化されます。
しかし、7.0.2までは一部未対応でiPhone 5では多少重く感じていましたが、今回のアップデートでこの「視差効果を減らす」設定が拡張され、アニメーションがしっかりとオフになってiPhone 5でも快適に動くようになりました。
私のようにiPhone 5sに乗り換えられないiPhone 5ユーザーはもちろんですが、もしかしたら最新のiPhone 5cのユーザーにもメリットがあるかも？
iPhone 5sでは元々快適に動いていたとのことですが、この設定をすることでさらに快適になったとの情報もあるので、アニメーションなどが不要な方にはオススメです。
カーソル行方不明問題が改善
まずはこちらの画像をご覧ください。
赤い四角で囲われた部分にカーソルが見えていると思いますが、このような空行の先頭にカーソルを合わせようとするとカーソルが消えてしまって入力やペーストが上手く出来なかったり、思った場所にカーソルが合わないといった現象が発生していました。
ブログなどの長文を書く際にはとても不便でしたので、今回のアップデートで改善されてとても助かりました。
ただ、なぜか公式のアップデート情報への記載がなかったのでアップデートする際に改善されないのでは？という不安がありましたが、取り越し苦労に終わって良かったです。
まとめ
今回のアップデートは、新OSを安定化させるアップデートとなっており、iOS 7がインストールされているiPhoneやiPadには必須ではないかと思います。
新しいOSがリリースされると、予期しない不具合があったりするのはまぁどの世界でもあり得ることなので、しっかりアップデートで対応してくれるのはユーザーとして非常に助かりますよね。
Macの新OSにも搭載された新機能「iCloudキーチェーン」は、今のところ様子見で色々と情報が集まってから使用するか決めようと思っています。
Posted from するぷろ for iOS.
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